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「短期的な満足」より「長期的な幸福」を選ぶために

世界的投資家レイ・ダリオは「人間は長期的な幸福よりも短期的な満足を好む」と述べています。
しかし、短期的なものよりも長期的な幸福を選ぶほど、より良い人生を送る傾向があるとも語っています。
これは子供の歯の健康にもそのまま当てはまります。
歯科健診を終えて
今年の歯科健診では、歯の汚れが残っている児童が目立ちました。
歯科医師が「歯を磨いてください」とお伝えするとき、それは歯の表面、特に歯の溝、歯と歯の間につきやすい白い汚れをしっかり落としてくださいという意味です。
歯ブラシを口に入れて数回こするだけでは、充分に磨けていません。
歯の表面に付着する白い汚れの正体は、約8割がバイキンです。
食器を洗って表面に食べ残しが残っていれば「きれいに洗えていない」と感じるように、歯も同じです。
低学年の保護者の方へ
低学年のお子さんは、まだ手先の器用さが発達途中です。
ひらがなを覚えるとき、お手本を見ながら書いても鏡文字になったり、線が曲がりくねったりすることがあります。これは脳と手先の運動が未熟であることが原因です。
同じ理由で、歯磨きも大人のように上手にはできません。どれだけ頑張っても磨き残しが出てしまい、結果としてむし歯につながります。
そのため、低学年のお子さんには、是非とも仕上げ磨きをお願いしたいと思います。
今日歯磨きをしなかったから、明日むし歯になるわけではありません。
しかし、歯を磨かない、歯が磨けていない日々が続くと、確実にむし歯になります。
そして永久歯は、一度むし歯で失うと二度と生えてきません。
歯磨きは「長期的な幸福」を選ぶ行動です。
登校する前の歯磨き、寝る前の歯磨きは、子供にとっては面倒なことです。
大人でも同じでしょう。
しかし、この小さな積み重ねが将来の大きな幸福につながります。
口元を手で隠さず、自信を持って笑える。
自分の歯で一生食べられる。
痛みのない生活。
高額な治療費を避けられる。
これらは今日の3分の歯磨きという長期的幸福の選択から生まれます。
